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千年、働いてきました~老舗企業大国ニッポン☆☆☆☆ [ビジネス]

日本には100年以上続いている会社が10万軒と推定されている。

これを聞いて「えっ!?」と驚かれた方は多いと思います。東京商工リサーチでは150万社のデータから15000軒が該当したといい、把握していない個人商店なども含めると実数がこのぐらいになると言われています。

10月6日に地元のある会で拓殖大学の野村進教授の講演を聴いてきました。先生曰く、100年も続いている企業が数多く存在する国は日本だけ。ちなみに日本最古の企業は578年創業の金剛組(ホームページは→「http://www.kongogumi.co.jp/」)難波に四天王寺を完成させたのが始まりとのこと。1400年以上。。。う~ん…気が遠くなる話ですね。

本書ではもともと持っている技術を生かし、現代のハイテク産業などに適合させてきた数社を紹介しています。老舗企業がいかに生活に密着したものの一部を創りだしているか。これだけでも驚きの連続です。こういった老舗企業の共通項は何か、そして何故日本にだけ老舗企業が生き残るのか。

環境、価値観、伝統、そして、各企業の努力、考え方。これらも理解できると思います。野村教授は講演会の最後に、こう締めくくりました。「老舗とは世界に発信できる日本文化である。」これからも日本の文化の一つとしても、老舗企業が数多く残ってほしいものですね。うちの会社もこの文化の一端を担えるように頑張りたいです。

みなさまにもこの本をぜひ読んで欲しいと思います。


千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)

千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)

  • 作者: 野村 進
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2006/11/09
  • メディア: 新書



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