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「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト☆☆☆☆ [ビジネス]

会社で人材育成に力を入れようと思っていたところ、大変いい本に巡り合えました。

本書には人材育成に関する方法論が書かれていますが、第1章、何のために育てるのか(人材育成の目的)について真剣に考えさせられました。日本の雇用は大変厳しい状況に置かれていることがわかります。労働力のグローバリゼーション化は決して遠い世界の物語ではないのです。企業も個人も現実をしっかりと見据えた中で、人材育成に真剣に取り組んでいかなくてはならないと思います。

人材育成の本は、通常人事部や経営者などが読むべきものと考えられがちです。しかし、人事の人はこういうことを考えているんだよ、ということがわかるだけでもそれに対応することもできますし、読む価値があると思います。経営者や人事を行う人だけでなく、ビジネスマンには読んでほしいお奨め本です。

ベストセラーになっている「はじめての課長の教科書」も読んでみたいですね。


「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)

  • 作者: 酒井穣
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/01/16
  • メディア: 新書



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知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100☆☆☆ [ビジネス]

この本は一から読んでいると、かなり時間がかかります。目次をみて、聞いたことのない部分に目を通し、さらに興味があったり、理解ができないときはそのフレームワークに関する本を別に読むといいと思います。

また、別な使い方としては、元々知っているフレームワークを思い出したいときに確認することもできるでしょう。見開き2ページにまとまっているので、フレームワークの内容を思い出すには最適です。

本書のいいところはページの下部に関連ページが記してあるところです。あるフレームワークの部分を読んだときに、紹介されている部分も合わせて読むと理解が深まるかもしれませんね。

元々考え方を整理している人にはあまり必要ないかもしれませんが、そうでない人には頭を整理するうえで、有効な本だと思います。お奨めです。


知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100

知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100

  • 作者: 永田 豊志
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2008/11/29
  • メディア: 単行本



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微分・積分を知らずに経営を語るな ☆☆☆☆ [ビジネス]

微分・積分と聞くと鳥肌が立ってしまう人も多いと思います。今更なんで数学?と思う人もいると思います。しかし、経験で物事が処理できていた時代とは大きく変わってしまいました。科学的に物事を捉えることで、マネジメントをより効率的に行うことができるのです。

その中でも微分・積分を用いた考え方は、経営をする上で判断したり将来を予測するのに大変役立ちます。一見難しそうに見えるタイトルですが、微分・積分でも比較的簡単に説明してありますので、理解することができると思います。

経営者でなくとも、仕事をする上でこういった考え方は大切です。本書では微分積分を使った利益、在庫管理、マーケティング、顧客満足、コストに関する考え方が紹介されています。各章の間にある7つのコラムも必読です。ビジネスマンには特にお奨めです。


微分・積分を知らずに経営を語るな (PHP新書)

微分・積分を知らずに経営を語るな (PHP新書)

  • 作者: 内山 力
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/03/14
  • メディア: 新書



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ジェフ・イメルト~GEの変わりつづける経営☆☆☆☆☆ [ビジネス]

ジェフ・イメルト氏。若干45歳にて世界的大企業GEのCEOに就任。ジャック・ウェルチ氏の後任として類稀なる手腕を発揮し、ウェルチ氏と異なる方法でGEをさらに発展させています。

本書では序盤がイメルト氏の簡単な歴史などを紹介。後半になるにつれてイメルト氏の経営の方向性と、実績を提示しています。徐々に深く掘り下げていくことで読者は惹き込まれてしまうでしょう。

9~11章が特にGEの強さの秘結のような気がしました。コアバリューとしての企業文化、プロセスを成長させること、そして人材育成。企業として核になる部分ですが、大元をしっかりと築いていくことを重視しているように感じました。これはGEでなくても注力していかなければならない部分だと思います。

本当はご本人が書いたものを読んでみたいのですが、それでもジェフ・イメルト氏の考えは理解することができました。この不況の時代を乗り切るためにも、大変参考になる部分が多い本です。お奨めの本です。


ジェフ・イメルト GEの変わりつづける経営

ジェフ・イメルト GEの変わりつづける経営

  • 作者: デビッド マギー
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2009/12/08
  • メディア: 単行本



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欲しがらない若者たち☆☆☆ [ビジネス]

「車に乗らない。ブランド服も欲しくない。スポーツしない。酒は飲まない。旅行しない。恋愛には淡泊。貯金だけが増えていく」(“はじめに”より)=まさに“欲しがらない若者たち”であります。今の10代・20代は今までの消費心理からは考えられないような新しい生活スタイルを送っています。

その生活スタイルからは当然消費行動も変化してきます。私は30代ですが、その私たちの消費行動とも20代のそれは大きく異なっています。本書では多くのデータから導かれた筆者の考察が記載されていて、今の若者との差を痛感させられました。

「今の若者が目指すのは、実にまったりした、穏やかな暮らしである。」全く全員がそういうわけではないと思いますが、そういう若者が多いことは事実として受け止めなければなりません。これまでの流行を作ってきたのは若者であることを考えると、企業としては消費を促すために相当な変化を強いられるかもしれません。ひょっとしたら、消費の鈍い若者よりも団塊の世代向けのマーケティングを強めていくことになるのではないでしょうか。

「世代間ギャップ」というのはよく使われる言葉ですが、自分と異なる世代の感覚を理解することはいつの時代でも大切ですね。各章が短いので、読み進めるうちにあっという間に読了してしまいました。読みやすい本なので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。


欲しがらない若者たち(日経プレミアシリーズ)

欲しがらない若者たち(日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 山岡 拓
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/12/09
  • メディア: 新書



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異業種競争戦略~ビジネスモデルの破壊と創造☆☆☆☆☆ [ビジネス]

カメラ業界・音楽業界・旅行業界など、昔からその業界にいた企業には思いもよらないような方面から競争にさらされる時代になってしまいました。企業は閉塞した市場を打破するべく、消費者のニーズを上手く捉え、新たな市場を掴もうとしています。結果として異なる市場への参入が直接的、間接的に行われています。

本書によると、「異なる事業構造を持つ企業が、異なるルールで、同じ顧客や市場を奪い合う競争」のことを異業種格闘技と呼んでいます。異業種からの参入によって(直接的でも間接的でも)、その業界には新しいルールが作られます。元々、その業界にいる企業は古いルールで成功している企業ほど、新参者の脅威にさらされるのです。

本書では異業種格闘技がなぜ活発化しているのか、事業連鎖という考え方をもってわかりやすく解説しています。また、異業種格闘技を制するため、どのようなことを考え、実行していけばいいのか。リーダーに求められているものは何なのか。解はないとはいいながらも明確に書かれています。全ては本書を読んでほしいと思います。

私も前々から異業種間における競争に関しては興味がありましたが、この本を読んで、私の曖昧な考えがハッキリしました。これはぜひ知ってほしい考え方のひとつだと思います。皆さんにもぜひ読んで頂きたいお奨めの一冊です。


異業種競争戦略

異業種競争戦略

  • 作者: 内田 和成
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 単行本



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中小企業のデザイン戦略☆☆☆ [ビジネス]

この本は商品開発に携わる工業デザイナーのことがよく理解できるように書かれている本です。特にそういう人たちとお付き合いがない中小企業や、今まで商品開発にあまり関係なかった企業には、かなり親切に描かれている本だと思います。既に商品開発やデザインに力を入れている大企業にはあまり必要がないかもしれませんね。

正直言うと、私もデザイナーと付き合う方法がわからずに敷居が高い感覚を持っていたのですが、この本を読んでみて工業デザイナーのことが理解できたように感じます。商品の開発にデザイン感覚が大切なことは誰にもわかることなのですが、やはりよほどセンスのいい人でない限りは工業デザイナーに依頼することが必要だと思います。これからはデザインひとつで売れ行きが全然変わってくる時代です。中小企業だからと嫌煙せずに正面から向き合っていかねばならない時代なのだと改めて感じました。

中小企業で商品開発を進めている人には特にお奨めです。デザイン的感覚を持った商品開発をしている企業でも工業デザイナーについて理解を深めたい人にもいいと思います。また、私みたいな卸売業がPBを開発する際にも一度は目を通しておいたほうがいいと思える本です。是非一度ご覧いただきたいと思います。


中小企業のデザイン戦略 (PHPビジネス新書)

中小企業のデザイン戦略 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 木全 賢 井上 和世
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/10/17
  • メディア: 新書



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社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった☆☆☆☆ [ビジネス]

一日おきでかつてメインブログで紹介していた本を再アップしています。
10回ぐらいで終わると思います。

↓詳しくは「嗚呼、人生修業日記」のこちらのリンクでどうぞ↓
http://kaitaro.blog.so-net.ne.jp/2009-04-28





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主体的に動く~『オズの魔法使い』に学ぶ組織づくり☆☆☆☆ [ビジネス]

世の中には当事者意識を持たないで、なんでも他人のせいにしたり、責任逃れをする人が多い。ビジネスマンも例外ではなく、他人任せにしている人が多い企業・組織ほど、衰退してしまいます。本書では序文に「アカウンタビリティとは主体的に自ら進んで仕事や事業の責任を引き受けていくという意識だ」と書かれています。

具体的に、個人(自分)が主体的に動くためにはどうすればいいか。そして主体的に動いているかどうかを示す「ライン」をひき、自分がその上に状態を維持できるようにすること。さらには、そのライン上にある人がリーダーシップをもって組織にアカウンタビリティを持たせるようにすること。結果として企業や組織が発展していくということに繋がるのです。

これだと普通のビジネス書ですが、この本は<オズの原則>として、オズの魔法使いからアカウンタビリティの説明をしています。登場人物であるドロシー・臆病なライオン・ブリキの木こり・かかしが主体性を持って困難に打ち勝つということでわかりやすく説明づけているつもりなのですが。。。正直、個人的には物語があってもなくてもいいかなとも思いました。完全に、はしょって読んでいましたので…

いずれにしても、こういった不況の世の中では、ビジネスマンだけでなく、全ての人にとって、他人に頼ることなく自己責任で主体的に動いていく必要があると思います。荒波にのみこまれないためにも、そして改めて主体的に動く意識を持つためにも、お奨めしたい一冊です。


主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント

主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント

  • 作者: ロジャー・コナーズ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: 単行本



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神の交渉力~この「やり口」には逆らえない!☆☆☆ [ビジネス]

アップルコンピューター社にてスティーブ・ジョブズ氏と仕事をした筆者が実例を交えてジョブズのやり方を紹介した本です。ジョブズ氏のことをあまり知らなかったのですが、この本を読むと雰囲気は掴めると思います。

かなりのワンマン経営者で、仕事に妥協が全くない。本文にはこう書かれています。“ドアの内側に入れば「ジョブズ以外の人の下では働きたくない」と言い切る。一方で、ドアの外側に追い出されたら、「二度と絶対ジョブズとは働きたくない」と断言する。”【P94】

その厳しさ故に創業したアップルからも自分自身が一度は追い出されてしまったことも。日本では考えられないことです。本の腰巻に書いてある「この男、かなりヤバイ!」の意味も理解できます。

ジョブズ氏のやり方から参考になることや学ぶことはできますが、余程の実力とカリスマがないとそのまま真似ができません。会社や自分自身に実力を兼ね備えることが交渉を有利に進める基本なのだと改めて感じました。

単純に読み進めるだけで面白い本ですので、興味を持たれた方は是非読んでみてください。


スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)

スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)

  • 作者: 竹内 一正
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 新書



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