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小さい“つ”が消えた日☆☆☆☆☆ [文芸書]

以前ご紹介させていただきました「“弁当の日”がやってきた」と同じように、エチカの鏡で本のソムリエ「清水克衛」店長が奨めた本のひとつ。私が注文した時は、アマゾンで一カ月待ちという人気ぶり。現在は在庫ありになっています。

五十音村には“あ”さんから半濁点“゜”さんまで五十の音の住人が住んでいます。それぞれに性格があり、仲良く暮らしていましたが、、、ある日それぞれが自分を主張するような出来事があり、小さい“つ”さんが村を出てしまいます。そして困ったのが…というお話

普通に読んでも30分かからずに読めてしまうような簡単な本ですが、内容は奥が深いです。流石は本のソムリエが進めるだけの本だなぁと実感しました。単純に読み進めてしまうと得るものがないでしょうが、そこはしっかりと深く感じながら読んでほしいと思います。

恥ずかしながら私も普段何気なく使っていたので、小さい“つ”に音がないこと自体に気づきませんでした。ドイツ出身のステファノ・フォン・ローさんだからこそ、小さい“つ”の重要性に気づき、書けた本かもしれませんね。皆様にぜひ読んでいただきたい本だと思います。お奨めです。


「“弁当の日”がやってきた」は、こちらのページhttp://kaibook.blog.so-net.ne.jp/2009-11-19からどうぞ



小さい“つ”が消えた日

小さい“つ”が消えた日

  • 作者: ステファノ・フォン・ロー
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2008/10/30
  • メディア: 単行本



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