若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ ☆☆☆☆☆ [著名人の本]
2008年、逝去された筑紫哲也さんからの変わり行く日本と日本人に向けたメッセージです。多感なころに戦中を生き抜き、本当に苦しい時期を知っている人だからこそ言える、重みのある言葉に感銘を受けました。
2通の手紙と題された原稿と、講義、そしてあとがきとして記されている、筑紫さんが高校時代に書いた文章。多方面から日本の行く末を案じる筑紫さんの警鐘がそこかしこにから読み取れます。
この本を読んでもすぐに日本を変えられる訳ではありません。ただ、このままではいけないということが理解できているかどうかだけでも違うと思うのです。メディアに支配され、少数意見が通らない今の日本。自分自身で考える力をつけ、流されない自分を創ることができるかどうかにかかっているのです。
戦争を忘れてしまった日本の今の時代を生きる人はもちろんのこと、若い人でも大学生になったらぜひとも読んでほしい本だと思います。
2通の手紙と題された原稿と、講義、そしてあとがきとして記されている、筑紫さんが高校時代に書いた文章。多方面から日本の行く末を案じる筑紫さんの警鐘がそこかしこにから読み取れます。
この本を読んでもすぐに日本を変えられる訳ではありません。ただ、このままではいけないということが理解できているかどうかだけでも違うと思うのです。メディアに支配され、少数意見が通らない今の日本。自分自身で考える力をつけ、流されない自分を創ることができるかどうかにかかっているのです。
戦争を忘れてしまった日本の今の時代を生きる人はもちろんのこと、若い人でも大学生になったらぜひとも読んでほしい本だと思います。
若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B)
- 作者: 筑紫 哲也
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/10/16
- メディア: 新書
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