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「朝に弱い」が治る本~スッキリした目覚めを手に入れる習慣 ☆☆☆ [その他]

まず結論から言って、この本を読むと、朝に弱いのを治すためには、きちんとした生活習慣を作るしかないような気がします。ただし、原因はいろいろあるので、その原因を取り除いてあげることが必要とのこと。

本書では、朝が弱いことによるデメリット、朝に弱い原因解説などにページの大半を割いています。初めて睡眠に関する本を読む人にはいいかもしれませんが、睡眠に悩んでいていくつも本を読んでいる方には、この部分を読む必要はないかもしれません。

また、結論を急ぐ方はまず第7章から読むことをお奨めします。まずは生活習慣を見直すことと、できるだけリラックスして寝られる環境づくりをしてみましょう。


「朝に弱い」が治る本―スッキリした目覚めを手に入れる習慣 (PHP文庫)

「朝に弱い」が治る本―スッキリした目覚めを手に入れる習慣 (PHP文庫)

  • 作者: 鴨下 一郎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 文庫



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人間の器量☆☆☆☆ [哲学]

裕福にそして平和に慣れすぎた日本。そうなるにつれて器の大きい人がいなくなってしまいました。序章と一章の序盤に著者の嘆きが記されていますが、読めば読むほど納得させられます。

とにかく現在は、器が大きいということが理解できなくなっているだけでなく、器とは何かも感じることができない世の中になってしまったと思います。能力や善悪に測られない、日本人としての器量を持つということが、世界での競争にも通用していくことではないのでしょうか。

本書では、まず何故器の大きい人がいなくなってしまったのか。次に西郷隆盛、伊藤博文など歴史上の人物が、どのように大きい器の持ち主だったのか。そして器量を大きくするためにはどのようにすればいいのか。と、いうことが記されています。人物の紹介では限られた枠の中なので、詳しく知りたい方はまたその人の伝記を読めば、さらに理解が深まるでしょう。

この本を読むことで、21世紀、忘れられてしまった日本人としての良さをもう一度認識し、器量を持てるような人材を育成する大切さを気づかせてくれることと思います。お奨めの本なので、ぜひ読んでほしいと思います。


人間の器量 (新潮新書)

人間の器量 (新潮新書)

  • 作者: 福田 和也
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 新書



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微分・積分を知らずに経営を語るな ☆☆☆☆ [ビジネス]

微分・積分と聞くと鳥肌が立ってしまう人も多いと思います。今更なんで数学?と思う人もいると思います。しかし、経験で物事が処理できていた時代とは大きく変わってしまいました。科学的に物事を捉えることで、マネジメントをより効率的に行うことができるのです。

その中でも微分・積分を用いた考え方は、経営をする上で判断したり将来を予測するのに大変役立ちます。一見難しそうに見えるタイトルですが、微分・積分でも比較的簡単に説明してありますので、理解することができると思います。

経営者でなくとも、仕事をする上でこういった考え方は大切です。本書では微分積分を使った利益、在庫管理、マーケティング、顧客満足、コストに関する考え方が紹介されています。各章の間にある7つのコラムも必読です。ビジネスマンには特にお奨めです。


微分・積分を知らずに経営を語るな (PHP新書)

微分・積分を知らずに経営を語るな (PHP新書)

  • 作者: 内山 力
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/03/14
  • メディア: 新書



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ジェフ・イメルト~GEの変わりつづける経営☆☆☆☆☆ [ビジネス]

ジェフ・イメルト氏。若干45歳にて世界的大企業GEのCEOに就任。ジャック・ウェルチ氏の後任として類稀なる手腕を発揮し、ウェルチ氏と異なる方法でGEをさらに発展させています。

本書では序盤がイメルト氏の簡単な歴史などを紹介。後半になるにつれてイメルト氏の経営の方向性と、実績を提示しています。徐々に深く掘り下げていくことで読者は惹き込まれてしまうでしょう。

9~11章が特にGEの強さの秘結のような気がしました。コアバリューとしての企業文化、プロセスを成長させること、そして人材育成。企業として核になる部分ですが、大元をしっかりと築いていくことを重視しているように感じました。これはGEでなくても注力していかなければならない部分だと思います。

本当はご本人が書いたものを読んでみたいのですが、それでもジェフ・イメルト氏の考えは理解することができました。この不況の時代を乗り切るためにも、大変参考になる部分が多い本です。お奨めの本です。


ジェフ・イメルト GEの変わりつづける経営

ジェフ・イメルト GEの変わりつづける経営

  • 作者: デビッド マギー
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2009/12/08
  • メディア: 単行本



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「世界征服」は可能か?☆☆☆ [文芸書]

タイトルだけで買ってしまいました。

一度は夢見る?世界征服を数々の事例をあげながら真剣に論説します。仮面ライダーのショッカー、宇宙戦艦ヤマトのガミラス、ドラゴンボールのピッコロ大魔王、バビル2世のヨミ様、など懐かしい名前もでてきますので、それだけでも楽しめます。

世界征服を企む支配者も大きく4つのタイプに分けたり、世界征服の手順を企業を作るように解説したり、それはそれで意味のない新たな発見があります。世界征服を成し遂げた後は何がしたいのかなど、今までの発想にはなかった考え方がでていて、大変面白かったですね。

まじめな本といえばそうですし、そうでないといえばそうでないのがこのほんです。この本を読むときは反論せずに、著者の考えを受け入れるだけにするのが一番の楽しみ方だと思います。かつて世界征服を夢見たあなたにはぜひお奨めの一冊です。


「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)

「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 岡田 斗司夫
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 新書



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手帳300%活用術~仕事とプライベートが楽しくなる117のワザ☆☆☆☆ [その他]

本屋に並んでから、ず~~~っと買おうかどうか迷っていたのですが、「こんなに迷うなら」と思い、ついに手にしてしまいました。やっぱり購入して正解でした。数ある手帳活用法の本の中でも万人向け。自分の目的に合わせて必要な個所を抜き出し、それらを活用するだけで自分独自の手帳活用法が完成します。もちろん全て採用してもOKです。

新年を迎えて新しい手帳になったばかりの人が多いはず。手帳の活用の仕方がよくわからない人もいると思いますが、そんな人にお奨めの本です。また、既に自分流に手帳を活用している人にも、活用法を再確認したり、新たなアイディアを追加できたりしますので、ぜひ目を通して欲しいと思います。様々なジャンルの著名人11名の手帳活用法例も載っていますので必見です。

自分は「ほぼ日手帳2010 cousin」を使用中。A5版を初めて使ってみたのですが、ちょっと大きすぎたかもしれません。でも評判通り使いやすいフォーマット。まだまだ活用しているところまで行っていませんが、何とか使いこなしたいですね。

↓ほぼ日刊イトイ新聞-ほぼ日手帳CLUB↓
http://www.1101.com/techo_club/


手帳300%活用術

手帳300%活用術

  • 作者: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: 単行本


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欲しがらない若者たち☆☆☆ [ビジネス]

「車に乗らない。ブランド服も欲しくない。スポーツしない。酒は飲まない。旅行しない。恋愛には淡泊。貯金だけが増えていく」(“はじめに”より)=まさに“欲しがらない若者たち”であります。今の10代・20代は今までの消費心理からは考えられないような新しい生活スタイルを送っています。

その生活スタイルからは当然消費行動も変化してきます。私は30代ですが、その私たちの消費行動とも20代のそれは大きく異なっています。本書では多くのデータから導かれた筆者の考察が記載されていて、今の若者との差を痛感させられました。

「今の若者が目指すのは、実にまったりした、穏やかな暮らしである。」全く全員がそういうわけではないと思いますが、そういう若者が多いことは事実として受け止めなければなりません。これまでの流行を作ってきたのは若者であることを考えると、企業としては消費を促すために相当な変化を強いられるかもしれません。ひょっとしたら、消費の鈍い若者よりも団塊の世代向けのマーケティングを強めていくことになるのではないでしょうか。

「世代間ギャップ」というのはよく使われる言葉ですが、自分と異なる世代の感覚を理解することはいつの時代でも大切ですね。各章が短いので、読み進めるうちにあっという間に読了してしまいました。読みやすい本なので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。


欲しがらない若者たち(日経プレミアシリーズ)

欲しがらない若者たち(日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 山岡 拓
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/12/09
  • メディア: 新書



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異業種競争戦略~ビジネスモデルの破壊と創造☆☆☆☆☆ [ビジネス]

カメラ業界・音楽業界・旅行業界など、昔からその業界にいた企業には思いもよらないような方面から競争にさらされる時代になってしまいました。企業は閉塞した市場を打破するべく、消費者のニーズを上手く捉え、新たな市場を掴もうとしています。結果として異なる市場への参入が直接的、間接的に行われています。

本書によると、「異なる事業構造を持つ企業が、異なるルールで、同じ顧客や市場を奪い合う競争」のことを異業種格闘技と呼んでいます。異業種からの参入によって(直接的でも間接的でも)、その業界には新しいルールが作られます。元々、その業界にいる企業は古いルールで成功している企業ほど、新参者の脅威にさらされるのです。

本書では異業種格闘技がなぜ活発化しているのか、事業連鎖という考え方をもってわかりやすく解説しています。また、異業種格闘技を制するため、どのようなことを考え、実行していけばいいのか。リーダーに求められているものは何なのか。解はないとはいいながらも明確に書かれています。全ては本書を読んでほしいと思います。

私も前々から異業種間における競争に関しては興味がありましたが、この本を読んで、私の曖昧な考えがハッキリしました。これはぜひ知ってほしい考え方のひとつだと思います。皆さんにもぜひ読んで頂きたいお奨めの一冊です。


異業種競争戦略

異業種競争戦略

  • 作者: 内田 和成
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 単行本



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レバレッジ時間術☆☆☆☆☆ [自己啓発]

一日おきでかつてメインブログで紹介していた本を再アップしています。

↓詳しくは「嗚呼、人生修業日記」のこちらのリンクでどうぞ↓
http://kaitaro.blog.so-net.ne.jp/2009-03-13-1


レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

  • 作者: 本田 直之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 新書



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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう~あなたの5つの強みを見出し、活かす☆☆☆☆ [自己啓発]

年明け新しい自分を発見することもいいかなと思い、本書をご紹介します。本書の腰帯には「勝間和代氏推薦!」とありますが、今まで読んだ本の中でも何名もの作者が推していることもあって手にとってみたところ、大変興味深い内容に、惹きこまれてしまいました。

世の中の多くの人は自分の才能を発揮する機会に恵まれていないと感じています。しかし、その自分の強みが何なのかがわかっていない人も大勢いることも確かです。自分の強みを見つけ出し、その職務の中で自分の強みを最大限に生かす方法を考え、実践することが大切です。

本書に挙げられている34の資質の中から、ストレングスファインダーという手法を使って、その人の強みになりそうな潜在能力の源泉を見つけだします。ストレングスファインダーは、ネットで質問に答えていくのですが、なんと180問!かなり精度の高い資質を見出すことができるでしょう。本来自分が考えていた資質とは異なることもあるかも知れず、それを発見し、認識するだけでも社会の実生活には大いに役立つことだと思います。

ちなみに自分の結果はというと、「学習欲」「責任感」「包含」「戦略性」「分析思考」でした。これを日常生活に生かしてみたいと思います。本を買うと表紙裏にIDコードが着いていて無料で診断をしてもらえますし、34の強みがどういうものか、どのように活用すればいいのかが記されています。興味をお持ちの方は本書を購入して、是非やってみてほしいと思います。

「ストレングスファインダー」www.strengthsfinder.com


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

  • 作者: マーカス バッキンガム
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2001/12/01
  • メディア: 単行本



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